モザンビークにて、北朝鮮の外貨稼ぎ

モザンビーク首都のマプトの漁港で、北朝鮮が漁業ベンチャーや軍事協力を通じて、国連制裁などに違反する取引を続けて外貨を稼いでいることがCNNの独自取材で明らかになりました。

北朝鮮はモザンビークとの間で、漁業ベンチャーをはじめ、制裁に違反する数百万ドル規模の取引契約を結んでおり、収益は北朝鮮外交官を通じて本国へ送られるとのことです。

 

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北朝鮮が核ミサイルの実験を繰り返し実施できるのは、国内経済からの収益からだけではなく、海外との取引から得ていることは明らかです。

北朝鮮は他にどのような違反取引を行っているのでしょうか?

北朝鮮と国交についてはどういうものなのか?

北朝鮮の持つ資源とは?

 

【石炭の違反取引】

北朝鮮にとって石炭は重要な外貨獲得の一つの手段でした。しかし、国連は度重なる北朝鮮の核実験を実施していることから、重要な外貨獲得のための石炭の輸出を禁止しています。しかし昨年度、国連で採択された石炭の輸出の禁止にも関わらず、北朝鮮は約2億ドル外貨を獲得したという報告を受けています。この2億ドルという報告は、安保理北朝鮮制裁委員会の専門パネルの調査で明らかになりました。

2017年8月から全面で石炭の輸出を禁止していたにも関わらず、一体、北朝鮮はどのように国連で採択された石炭の輸出を他国に輸出することができたのでしょうか?

 

【北朝鮮と他国との外交】

今回のパネルでは、石炭が輸出された計39件の取引を調査した結果、輸出先はロシア、中国、韓国、マレーシア、そしてベトナムでした。制裁決議に従って輸入を届けたのはマレーシアだけという結果になりました。

また、外交問題についてですが、日本では、北朝鮮は世界から独立していると思われているかもしれませんが、国交がないのは、7カ国だけです。日本、アメリカ、韓国、サウジアラビア、ボリビア、イスラエル、そしてフランスです。数が示しているように、決して北朝鮮は国際的に孤立しているという解釈は間違いだということがわかります。

石炭だけでなく、北朝鮮は多くの資源を持っている国としても有名です。

 

【北朝鮮の資源】

北朝鮮の埋蔵量は世界的に見てもかなり高いということがわかります。北朝鮮で発掘できる鉱物の種類は、鉄鉱石、石灰石、ダングステン、マグネサイト、亜鉛鉱山、無鉛鉱山、金鉱、レアアース、黒鉛、ウランなどがあります。特に、ウランは核兵器開発に重要で、埋蔵量は世界的に見てもかなり多くの採掘ができるそうです。このような鉱物は、ロケット・エンジン、戦車、携帯電話、ノートパソコン、自動車などに利用できます。こうした資源をいろんな国が利用しようとしています。

特に中国は、積極的に介入し、資源の搾取を実施しています。

 

北朝鮮が世界的に見て、孤立した国であるという考えは間違えで、北朝鮮と国交を正常化している国の方が多いのです。