シリア内戦 ロシア主導の会議を拒否

シリア内戦の和平会議に向けて、まだまだ問題が山積みです。

国連が今まで和平会議の仲介を担ってきましたが、アサド政権を支援するロシアの仲介をすることによって、反政府勢力の主要なグループがボイコットすることを表明しました。

政権側と反政府側をロシア南部のソチで和平会議を行います。

アサド政権はロシア側についているため、反政府軍のグループがボイコットをするということです。ロシアにとって、今回の和平会議に水をさされた形になってしまいました。

 

まず、はじめにシリア内戦の原因は何だったのでしょうか?

アサド政権はどのよう政治なのでしょうか?

なぜ、アサド政権は鎮圧できないのか?

 

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【シリア内戦の原因】

シリアは、1946年のフランスの植民地支配から独立後、宗教に基づかない国民国家を規範とする国作りが始まりました。シリア内戦を語るに重要な人物がアサド一家です。

 

【アサド政権】 

 現在のアサド政権は、1970年に起こったクーデターから始まっています。先代ハーフィズの後、次男のバッシャールが大統領に就任し、40年以上にわたってアサド一家の独裁政治が続いていました。そこで、2011年3月にアラブの春が起こりました。シリアでは、チュニジアとエジプトの政治改革を受けてシリアの市民が立ち上がりました。

しかし、シリアの自由を目指す「自由シリア軍」の多くは、戦闘経験を持っていませんし、一方でアサド側のシリア軍は軍事て太刀打ちするという形でアラブの春以降、泥沼の内戦が続くことになりました。

 

【内戦の泥沼化】

シリア軍は、戦闘部隊であるにも関わらず、なぜ市民軍で形成された「自由シリア軍」を早ばやに撃退することができなかったのでしょうか?

主な理由は、シリア国外の援助です。

アメリカをはじめとした、トルコ、サウジアラビアはアサド政権の退陣を求めていましたし、国外に追放されていたアサド政権反対派がアラブの春を機に「自由シリア軍」に加入してきたのです。

アメリカをはじめとする欧州連合の加入を嫌う、ロシアや中国がアサド政権の後ろ盾を行ったことで事態が深刻化したといっても過言ではないでしょう。

 

以上のような内戦等の経歴を見ていると、今回の反対派のボイコットが合点があいます。国際政治で、はっきりとした立ち位置を示したいロシアにとっては、重要な仲介役なのです。

さらに、このアラブの春の混沌した状況の中で、顕らたのがISです。

ISについては、今後ブログで更新しようと思います。