トルコのバイオマスエネルギー

国連食糧農業機関(FAO)は世界最大の農業生産国の一つであるトルコは動植物廃棄物を活用して、バイオマスエネルギーを2023年までに目標達成できると発表している。

人口増加とともに、世界で必要とするエネルギーは増え続けています。しかし、化石燃料を利用したエネルギーは温室効果ガスを排出します。二酸化炭素を始めとした、温室効果ガスは地球温暖化の原因であることはもちろんですが、地球の異常気象の原因とされています。

 

一方で、農業廃棄物を利用したバイオエネルギーは化石燃料を依存せず、クリーンなエネルギーとして注目を浴びています。

トルコがバイオエネルギーを利用し、他の国のモデルとなれば、多くの国がクリーンエネルギーへと転換できることを示唆しています。

 

さて、日本はどのようなクリーンエネルギーを導入することが可能なのかについて考えようと思います。

 

【日本のエネルギー自給率】

日本のエネルギー自給率は約4%。基本的に、日本はサウジアラビアを中心とした中東から石油を輸入しています。中東は紛争や宗教的な対立が多く見られます。このよう不安定な状態では、石油の値段も安定していません。さらに、中国やインドいった大国がさらに石油を必要とした場合、今後石油の値段は上がり、日本エネルギー問題がより深刻になると考えられます。

 

【クリーンエネルギー】

石油をはじめとした、化石燃料を日本は基本的には輸入していると述べました。他国の外交関係がうまくいかなくなれば、エネルギーの不足といった問題が深刻になっていきます。しかし、輸入に依存したエネルギーではなく、クリーンエネルギーの導入でエネルギーを自国で確保することができれば、日本の独立性を高めることになります。

 

【バイオマスエネルギー】

バイオマスエネルギーは、太陽光発電や風力発電といったクリーンエネルギーの電力源として期待されています。

しかし、バイオマスエネルギーにはもちろん課題があるため、導入されていないのです。例えば、バイオマス発電の発電効率は20%ほどしかありません。効率の良い発電方式とは言い難いです。

さらに、ゴミとして有効活用していこうというのがバイオマス発電の考えたですが、必要な資源を恣意的に収集するというのは難しく、資源調達が困難になるかもしれないと予想されています。安定的なバイオマス発電の資源を調達できるものを模索していく必要があるのでしょう。

 

FAOの発表では、トルコは2023年までに、バイオマス発電の目標達成が可能と報告しています。どのようにトルコがバイオマス発電の資源を調達し、発電効率を向上させ、トルコ国民が必要とするエネルギーを分配するのか非常に興味深いと感じました。