エルサレム問題、ガザで波紋 

12月21日の国連総会で、アメリカ政権に「首都認定」撤回を求める決議案が採択されたばかりで、デモ隊とイスラエル軍との衝突拡大が懸念されています。実際、22日にエルサレムやパレスチナ自治体などでイスラム教の礼拝後に数千人が抗議デモを行いました。このデモ抗議で、男性2人が死亡、40人以上が負傷したと報告がありました。

 

エルサレム問題にあまり馴染みがなかったので、エルサレム問題について勉強しようと思います。

 

なぜ、イスラエルの首都がエルサレムだと都合が悪いのか?

【現在の首都】

国連は、イスラエルの現在の首都をテルアビブとみなしています。しかし、イスラエルは首都をエルサレムと主張しており、イスラエルと国連の意見は異なっていました。実際、海外の大使館や領事館はテルアビブに集中しています。1967年までは、13の大使館がエルサレムに置かれていましたが、抗議を考慮し、これらの国も大使館、領事館をテルアビブに移転しました。

 

【宗教】

エルサレムは古くからユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地として栄えていました。この3つの宗教は聖書の預言者である「アブラハム」の教えを受け継いでいるとされています。

各宗教によるエルサレムに対する主張と聖地は以下となっています。

 

ユダヤ教:以前のユダ王国の首都であり、嘆きの壁が聖地となっています。

イスラム教:イスラム教教祖ムハンマドが一夜のうちに昇天する旅、カアバ神殿からエルサレム神殿まで旅を体験した場所となっています。昇天したとされる場所「岩のドーム」とムハンマドが旅をした「アル=アクサー・モスク」が聖地となっています。

キリスト教:イエス・キリストが処刑され、復活した場所で、判決からの道のり「ヴィアドロローサ」、「聖墳墓教会」が聖地となっています。

 

以上の3つの宗教からそれぞれの主張と聖地が異なっており、簡単にイスラエルの首都をエルサレムとできないということがよくわかりました。

次のブログでは、人種問題も交えながらより深く勉強しようと思います。