コオロギパン

国連食糧農業機関国連食糧農業機関(FAO)は世界の食料問題について研究等を行っています。迫り来る人口増加に対して食料の問題にどのように対応するか非常に重要な課題だと思われます。近々、100億人がこの地球上に生存することが予測され、問題となるのは食料でしょう。

 

前回はサボテンの可能性について述べましたが、今回は昆虫食!!

国連の調査によると、昨年度約20億の人が昆虫を食べたと予想しており、食べられる昆虫の種類は1,900にも及びます。

 

昆虫食というのは、日本でも親しまれていました。日本の昆虫食は農耕文化とともに普及していきました。イナゴやスズメバチなどの昆虫は稲作や山間部での仕事に支障をきたしていました。そこで、そのようなら昆虫を食べ、稲作などだけては摂取できない栄養分を補給していたと考えられています。

現在では、食文化の欧州化がすすみ、虫がもっているネガティブなイメージから日本人は昆虫食を疎遠がちになりました。

それでも、日本では昆虫食を提供しているお店はたくさんあります。

 

私も昆虫を食べたいと思ったことは一度もありません。ただ、子どもの頃、イナゴの佃煮を食べた記憶はあります。しかし、あの味が懐かしいと思ったことは一度もありませんし、可能な限り食べたくないです。

 

世界規模で考えると、実際に20億人が食べたと国連は報告しており、30%近くの人が昨年度昆虫を食べたことになります。

 

しかも、フィンランドではコオロギパンというものが発売されており、価格は約480円。一つのパンに70匹ほとのコオロギが使われているのです。

コオロギには豊富で良質ななタンパク質が含まれており、体にも良いそうだ。

 

フィンランドの食料自給率は80%あり、自国の食料を自国で消費している国ということが伺えます。穀物自給率に関しては110%になります。この数字を見る限り、フィンランドが食料に困っているというわけではないのがわかります。ただ、北欧諸国ですので、新鮮なお肉というよりも保存食を中心とした食文化です。一方で、ヨーロッパでもスペイン、イタリアなどの地中海や温かい国の食文化と比べると、やはり食事のレパートリーが、少ないのかもしれません。

 

コオロギパンという取り組みは、保存食に飽き何か新しく斬新な食文化をフィンランドで取り組もうとしてるのかもしれません。笑

新しい食文化にチャンジしているフィンランドの寛大さが伺えます。