廃プラスチックの難民小屋

国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると6000万人以上の人が移動を強いられており、その迫害された約半数が18歳未満の子どもであるとされています。ロヒンギャ難民もさることながら、シリア内戦で周辺諸国へと難民が流入しており、レバノンでは6人に1人、ヨルダンは11人に1人は難民として生活をしている。難民問題では、食料、教育、などが挙げられるが、難民小屋を廃プラスチックで作成し、居住環境を整えようという記事を見つけました。

 

英国バース大学はプラスチック工学のスペシャリストであるProtomaxと協力し、難民の安全を確保でき、環境にも優しく持続可能な難民小屋の設計・開発を進めています。Stormboardと呼ばれる再利用可能なリサイクル廃プラスチックでできており、このプラスチック材は、シェルターが必要になるまで何十年も保管することができます。テントよりも水を防ぎと断熱性と安全性が確保でき、さらに廃プラスチックの環境への影響まで軽減するという優れた難民小屋となっている。

 

もちろん、我々としては、難民自体の解決を急がなければならないし、優れた難民小屋を作ることを第一の目的にはならないと思います。しかし、人間のピンチの時にピンチを切り開く様々なアイデアは素晴らしいと感じます。

・テントなどの安価な難民小屋よりも居住空間が安定している

・プラスチックの再利用

・プライバシーの保護

シリア内戦やロヒンギャ難民の多くはかなり急速的に増えています。特にロヒンギャ難民は人種や宗教などの違いによる差別によるものであると私は認識しており、彼らにすぐに安定した衣食住を提供することがUNHCRの課題と思っています。このような難民を受け入れる、国連加盟国を増やしていく必要があります。しかし、彼らの場合、緊急かつ重要な状況ですので、受け入れ国に移動するまでにかなりの時間がかかってしまいます。書類審査や受け入れ国の経済状況等を経てから難民が他国に住むことができるのです。そのため一刻でも早く安全かつ安心の居住空間を提供しないといけません。この時に、廃プラスチックの難民小屋がおおいに役立つと感じました。

 

写真で見ると、廃プラスチックの難民小屋はかなりしっかりしています。現在は、実験中とのことで、有望な住宅設計がヨルダンに運ばれ、それを現地に運びフィードバックするという流れとのことです。難民キャンプにいる生活水準が少しでも上がることを期待したいと思います。

 

テクノロジーの進歩が少しでも良い方向に進むことを望んでいます。